花子は今日も書く

書かないと死んでしまう。人生からくだらない毎日まで、徒然なるままに

05 高校生活

●普通の高校生活

1年生のときは、普通の高校生活を送った。剣道部におり、初段を受けるところになったが、同時に特待生と同じ夏期講習などを受けさせてもらえることになり、剣道をすることはそのころが最後になった。

学年代表になり、成績も学年5位以内だったが、色々あって辞めることになった。このころ、同じく剣道部で学年副代表でもあった男の子と付き合うことになった(結局キスすらしていないが)。休日も部活もクラスもずっとついてくる彼がいやになって逃げまわっていたのは、今では笑える思い出である。


●働く高校生

高校を中退し、花子は通信制高校に入った。レポートはあるが、学期始めに送られてきたレポートを集中して片づけてしまえば、週に2、3度ある授業に出席するだけだったので、学業は非常に楽だった。

このころから、色々とバイトをするようになった。同時に、母と一緒に住むことになった。
祖母が入院し、祖母の家に母と2人暮らしすることになった。母は、男の気配を見せず、花子は“母になった”母の姿に非常に安心したものだった。

あとになって分かったが、母は別のところに男を匿っており、花子がいないところで会っていたのであった。その後祖母が退院することになり、花子は母、母の男と3人で住むことになった。

 

●強姦

朝起きると、母が連れ込んだ男の手が私の股間にあった。急いで起きて逃げたが、何事もなかったかのように接してくる男が気持ち悪くて、嘔吐した。ようやく穏やかになった母には言えなかった。言ってしまったら、17歳の花子はどこに行けばいいのか。もう逃げる家もない無力な花子には、何も言うことが出来なかった。何度もそういうことがあったあげく、花子は初めてを失った。

その日のことは思い出したくない。
ただ、自分の赤い血が哀しかった。初めて、をこういう形で失ったことは今でも大きな傷跡だと思っている。

それは誰にも言うことができない傷跡だった。

もう誰を信用していいのか分からなかった。頼れる人は、もうどこにもいないと悟った出来事だった。


●高校生の恋愛

働きはじめると、花子のことが好きだという人が何人か現れた。そのなかの1人と付き合うことになった。相手は5歳ぐらい年上だったが、驚くほど、きれいなプラトニックな関係が2年続いた。花火を見にいき、映画を見て、河川敷でぼぉーっと過ごした。花子の家庭のことは一切話さなかった。2年後に別れたわけだが、彼には結局心を開いていなかったのだと思う。